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はじめての社員教育/田中勉

第7回 「新入社員研修」プログラム

経営の源泉は人です。企業の存亡は、「人をどう育てていくか」にかかっているといっても過言ではありません。時代環境を踏まえながら、今後の社員教育のあり方について考察します。

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1.新入社員教育の「目的と目標」

 誰もが一生に一度だけは経験するのが学生から社会人となる「新入社員」。社会人・職業人としては真っ白な状態であり、どのような絵を描くかはその人の一生を左右するといっても過言ではありません。そのような大切な時期の新入社員本人の自覚・努力は当然のことながら、企業・上司・先輩の影響力大である事は言うまでもありません。

 その中でも、一番の入口である「新入社員教育」プログラムが良否を決めます。「鉄は熱いうちに打て!」の格言にもあるように、一番燃えている新入社員に最高の教育機会と場を提供したいものです。そのためには、新入社員教育の「目的と目標」を明確にして、意図的・継続的な「計画」を作成し実施に移したいものです。

 私のお手伝いしている企業では、新入社員教育の目的は「自立=自律+協力」と位置付けて、それぞれの研修目標と研修計画を立案・実施して教育効果を上げています。新入社員にも目的・目標が明確に伝わり、新入社員の自発的な行動を促すことになるからです。


2.「入社前研修」プログラム

 社長の入社式での訓示…「君たち新入社員は横一線のスタートではあるが、これからの自分の努力次第でどんどん格差が開いてくる…」との話がよくあります。確かに企業における成果(業績)のスタートラインは皆同じであります。

 しかし、その成果(業績)を上げる構成要素では既に差がついていることを忘れてはなりません。


※右図の根本力・基礎力・基本力についての力量に差があります。それは家庭養育・学校教育で身につけた差なのです。


 この根本力・基礎力・基本力をチェックし、本人の自覚を促して、入社までに足りない部分を強化することが「入社前研修」プログラムの大きな役割ではないでしょうか。

 そのためには、社会人としてのルールやマナーおよびコミュニケーション力・自己管理力の強化を入社前研修等で実施することが効果的です。

 私のお手伝いしている企業では、日本経済新聞を毎日読み、メールで気にかかった記事と所感をメール送信する事を実施して効果を上げています。


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田中勉
●サービス企業、教育企業で人事、教育、事業開発担当マネージャー、役員(専務)を経て、現在「温故知新」研究所・代表。企業の社員研修をはじめ、講演、セミナー等で活動。自らも営業の現役として、科学的で人間的な営業活動を実践中。日本営業道連盟・代表・九段・正師範。
http://homepage3.nifty.com/consul_tanaka/
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