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マナバンク〜学びのヒント〜

研修で人は変わることができるのか? 社会人の学びと成長

ビジネスパーソンが抱えるさまざまな課題について、解決やキャリアアップにつながるヒントを学びます。(2020年9月17日)

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「社会人はいつ“学び”成長するでしょう?」

 

 上記問いに対して、この記事を読んでいる人事・教育担当者の皆様はどのように答えますか? 自分が学び、成長するのはどんなときでしょうか?

 

<例>
・自社商品が売れたとき
・マーケティングが成功したとき
・ずっと関わってきたプロジェクトが終了したとき
・良い人が採用できて、会社に定着したとき

 

 自分の所属している部署・職種によって様々な回答があるかと思います。上記で挙げた4つの例ですが、社会人が成長するタイミングとしてはどれも正しいと私は考えています。では、共通していることは何でしょうか? それは、仕事をする中で成長をしている、という点です。

 

 

社会人の成長とは仕事の中にある

 

 

 アメリカの認知人類学者のジーン・レイヴと教育理論家のエティエンヌ・ウェンガーは、学習モデルの1つとして「正統的周辺参加モデル」を提唱しました。学習と仕事には境界線が無く、「社会人の学習」とは仕事をする中で得られるものだ、という理論です。この理論は、工房などの徒弟性が採用されていた、仕事場において弟子が師匠の技術を見て、実行し、仕事の中で学んでいく様子が元になっています。

 

 例えば、様々な部署から人材を募り、社内プロジェクトを行う行為も、会社における効果的な場であると定義できます。
 皆さんがこれまでの社会人人生で、「何かを学習し成長した」と感じるのは、どんな時だったでしょうか? 言葉にすると案外普通のことのようですが、改めて思い返してみると「社会人の成長」は仕事の中にあると気付かされます。

 

 

>>>次ページにつづく

 


 

 

●文/柴田瑛一(しばた えいいち)
株式会社アイデム 東日本事業本部 キャリア開発支援チーム/教育・研修企画担当
大学卒業後、飲食チェーン入社。店舗マネジメントを学んだ後、商業施設デベロッパーにて20店舗以上の運営・商品開発・買付業務・人材育成・研修企画など、多岐の業務に携わる。2017年、株式会社アイデム入社。店舗の現場を見てきた経験を生かしながら、教育・研修の企画提案を行っている。

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