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職場や家庭など、日常のさまざまなシーンで起こるメンタルの不調やストレスへの対処を解説します。(2022年8月9日)
「認められている」という実感がないと、挑戦意欲は湧いてこない
「指示待ちタイプが多くて、積極性のある人はなかなかいない」
「前向きに仕事を進めようという気概を持つ人が少ない」
職場のスタッフとの関わりの中で、このような思いを持つ方は少なくないかもしれません。ですが、仕事へのモチベーションには上司など周囲の人からの働きかけが大きく左右しているのです。
人間性心理学を創設したアブラハム・マズローは、人間の欲求は、生理的欲求などの低次のものから精神性の高い高次のものへと段階的に生起し、順番に満たされるように行動すると説明しました。これを「マズローの欲求階層説」と呼びます。この説によると、最もハイレベルな欲求は「自己実現欲求」、つまり「自分の力を社会の中で活かしたい」という挑戦への意欲です。
仕事においても、スタッフ皆がこの自己実現欲求を存分に発揮してくれれば、職場は活気づき、創造的な空気が生まれます。しかし、自己実現欲求は、個人の努力だけで高められるものではありません。事前に「承認欲求」が満たされていなければ、自己実現欲求は湧いてこないのです。
「マズローの欲求階層説」によると、「承認欲求」は「自己実現欲求」の直下にある欲求であり、「人に自分の存在や行動を認めてもらいたい」という願いです。この承認欲求がある程度満たされていないと、自己実現欲求は生起しません。つまり職場では、自分が上司や周りのスタッフに認められているという実感がないと、積極的に仕事をやろうという意欲も湧いてこないのです。
ただ「やる気を出せ!」と言われても…承認されていなければ無理!
上司がスタッフのことを認めず、ダメ出しばかりをしている傍らで、「もっとやる気を出せ!」「気合い入れていこう!」などと言われても、残念ながらその要求に応えられるスタッフはそういないでしょう。承認欲求が満たされていないのに、自己実現欲求だけを発揮するのはそもそも無理だからです。
スタッフそれぞれが自己実現欲求を発揮し、前向きに仕事を進めてほしいと願うなら、まずは上司の方から、スタッフ一人ひとりの承認欲求が満たされるように働きかけていく必要があります。すると、スタッフの心には「次はこんな挑戦をしてみたい」「こんなアイデアを取り入れてみたい」といった自己実現欲求が湧き、上司への仕事の相談も増えていくものです。
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●文/大美賀直子(おおみか なおこ)
メンタルケア・コンサルタント、公認心理師・産業カウンセラー
大学卒業後、出版社やIT関連企業などで編集職に携わった後、独立。心理学を学び、メンタルヘルスに関するさまざまな資格を取得。インターネットやテレビ、ラジオ、新聞、雑誌など、多様なメディアでメンタルヘルスやコミュニケーションに関する情報発信を行う。働く人の心の健康に関する造詣が深く、産業分野でのカウンセラー、研修講師として十数年の実績をもつ。所有資格は公認心理師、精神保健福祉士(以上、国家資格)、産業カウンセラー。著書に『大人になっても思春期な女子たち』(青春出版社)、『働く私の「自分時間」』(明日香出版社)、『どうして会社に行くのが嫌なのか』(アスキー新書)など多数。
https://www.mentalcare555.com/
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