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管理職は、さまざまなストレスにさらされています。ストレスへの正しい理解とその対処法について、事例を用いて解説します。(2022年12月20日)
【事例】報連相がないことにストレス/サービス業・40代管理職Cさん
サービス業に従事している40代管理職のCさん。現在、あるプロジェクトチームの責任者として働いている。チームメンバーの中には20代の優秀なメンバーもいて、頼りにしているが、一番のストレスはメンバーとのコミュニケーション。
優秀なメンバーの中には定期的な報連相がなく、自分のスタイルで仕事を進めていくタイプがいる。Cさんは、メンバー間の情報共有や意見交換は頻繁に行いたいので、彼らに報連相を求めているが、仕事のやり方はいっこうに変わらない。最近では繰り返し同じことを言い続けることがストレスとなり、疲れを感じている。

<セルフ・ストレスケアのポイント>
「変えられること」と「変えられないこと」
職場で多くの人が悩む人間関係。「あの人がこうしてくれたら…」と期待しても、相手を変えることはできないため、人間関係のストレスは解消するのが難しいものです。そんなときは、自分で「変えられること」と「変えられないこと」の整理をするとよいでしょう。
メンバーに仕事のスタイルを変えさせることは、指導の範疇とも言えますが、伝え方によってはハラスメントと捉えられる場合もあります。何度伝えても変わらないのであれば、あえて「自分では変えられないこと」と捉えてみるのもストレスケアの1つの方法です。そして、自分の気持ちをコントロールする、相手への対応を変えるなど、「自分で変えられること」に焦点をあてることでストレスを軽減していくのです。
ネガティブなことを、ポジティブに捉え直す
まず、自分の気持ちをコントロールしましょう。そのために、ネガティブなことをポジティブに捉え直してみるのです。
「報連相の頻度は少ない。何度伝えても変わらない」
Cさんにとって、このような彼らのやり方は受け入れられないスタイルです。そのため、彼らの態度をネガティブに捉えていました。ですが、これをポジティブに捉え直してみるのです。例えば、「やるべきことはやってくれている。成果をあげている」など、よいところを認めるのです。「彼らのよさ」に気が付き、少し気持ちが楽になりませんか。
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●文/�盒恐軾�(たかはし まさみ)
株式会社ココティアコンサルティング代表
大学卒業後、大手化学メーカー、外資系製薬会社勤務を経て、2013年にカウンセリングルームを開設し、心理カウンセラーとして独立。2017年、組織で働く人たちが心身共に健康で、イキイキと働ける職場づくりをサポートする株式会社ココティアコンサルティングを設立。所有資格は公認心理師、キャリアコンサルタント(以上、国家資格)、臨床心理士(公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会認定)など。
https://cocotia.co.jp/
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