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わかりやすい文章を書く12のコツ

【コツ1】主語と述語を近づける

読みやすい文章を作るための12のコツを紹介。書類作成のヒント。
(安田 正/株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ 代表取締役)

  ビジネスパーソンの必須スキルである「文章作成術」の簡単なコツをご伝授していくシリーズの第1回目です。
  分かりやすい文章を書くためのコツとして、まず気をつけていただきたいことが「主語と述語を近づける」ということです。



〜例文〜


●改善前
 
   当社は今年秋をめどに顧客満足度を上げるような品質管理体制の新しいしくみをつくるための準備ともいえるCSに関するアンケート調査を今回
実施した。


改善後!

  当社はCSに関するアンケート調査を実施した。これは今年秋をめどに顧客満足度を上げるような品質管理体制の新しいしくみをつくるためで、本調査はその準備といえる。




ここが問題

  改善前の文章は「当社は…」から始まり、最後まで結論が分からず、文意を捉えるのに手間取ってしまいます。
  日本語は構造上、最後に「〜だった」「〜です」などの述語を持ってきます。その結果、主語と述語の間にいろいろな情報を入れてしまい、文の最後には「この文の主語は何だった?誰だった?」と迷ってしまうこともしばしばあります。加えて、一文が長くなり意味が分かりにくくなる原因にもなります。



「主語と述語を
近づける」で解決

  文章のなるべく早い段階で述語を持ってきましょう。そのためには、あらかじめ「何を伝えたいか」を明確にして書き始めなければなりません。一番大事な情報を冒頭に持ってきてしまうのです。


  「何が」「どうした」かが見えてきにくい文章は読み手にとって負担です。特にビジネス文章は何よりも「分かりやすいこと=読み手に負担をかけない」ということが大事です。正確な情報を、分かりやすく伝えるためには主語と述語を近づけることを意識しましょう。




安田 正●1953年生まれ。1990年に企業向け研修会社 、株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ設立。早稲田大学理工学術院非常勤講師。著書に「ロジカル・ライティング」(日本実業出版社)など多数。
http://www.pan-nations.co.jp/index.html

 

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