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新卒採用のゲンバ

学生に選ばれる企業

新卒採用をテーマに市場動向や学生の意識、企業の取り組みなどについて解説します。

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 10月1日、経団連の出した「採用選考に関する指針」において、2016年新卒者の内定が解禁されました。昨年、学業優先という政府の要請を受けて出された指針はさまざまな混乱を生み、経団連は早くも採用日程を見直す方針を出しています。


 企業と学生の双方にとって大きな問題となったのは、採用活動の長期化です。指針では、会社説明会を3年生の12月から翌年3月へ、面接などの選考は4年生の4月から8月へと繰り下げになりました。内定解禁は従来どおり10月1日で変わらないので、選考期間は2カ月間ということになります。
 しかし、指針に沿って活動する企業もあれば、例年どおりのスケジュールで行う企業もあり、各社各様でした。経団連加盟の大手企業でも、選考解禁の8月1日前に面談と称し、学生と接触を重ねるところもあったようです。





 企業にとって、理想の採用活動とはどのようなものでしょうか。例えば、できるだけ効率的に、自社で働いてもらいたい人を予定した数だけ採れる活動ということになるでしょうか。一方、学生にとって理想の就職活動とは、なるべく効率的に、自分が志望した企業に入れることかもしれません。効率的とは手間をかけることなく、費用を抑えられ、短い期間で終了するということです。

 しかし、それは理想というより願望かもしれません。以前、ある企業の人事担当者の方とお話をしたときに、印象に残った言葉があります。その方は、「採用活動は手間をかけるか、お金をかけるしかありません。うちはお金がないので、手間をかけます」とおっしゃったのです。


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●株式会社アイデム

文/三宅航太(人と仕事研究所)
監修/相良忠義(JOBRASS & Smart ディヴィジョン・キャリアコンサルタント)
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