「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
ニュースPickUp
人が育つ会社/田中和彦
【現場に学ぶ】繁盛企業のマネジメント/岡本文宏
気持ちがラクになる1分心理学/吉村園子
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
心身ともにコンディションを整えて仕事に臨むための知識やヒントを、各分野の専門家が解説します。
企業研修にて「できれば怒りたくない、だけどイライラする」というご相談を受けることが多くなりました。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の調べでは、「ビジネスパーソンの9割が仕事で怒りを感じたことがある」とこたえています。
しかし、「怒るのはみっともない」「怒ることで人間関係を壊してしまうのでは」という思いから無理に抑えこんでしまったり、イライラしている自分を責めてしまうという方、また、感情的に怒りを表現してしまい、人間関係や仕事に影響を及ぼすことになり、後悔したり自己嫌悪に陥るという方の話を耳にします。
「怒り」は私たち人間にとって自然な感情です。怒りを感じることも、そして怒ることも悪いことではありません。
しかし、他の感情と比べると強いエネルギーを持つため扱いづらく、さらに「怒り」は悪いものだと思い込み、しっかり目を向けてこなかった人が多いのではないでしょうか。「怒り」を抑え込んでフタをし、しっかりと向き合わないことが、余計に扱いづらくします。
大切なのは、怒っている自分自身を否定せず、自分の「怒り」を理解し、振り回されずに上手に付き合うことです。アンガーマネジメントで、「怒り」と上手に付き合えるようになりませんか。
アンガーマネジメントとは、「1970年代にアメリカで開発された怒りの感情をマネジメント(上手に付き合う)するための心理トレーニング」です。怒りを感じてはいけない、怒ってはいけないというものではなく、怒る必要のあるものには適切な怒り方ができ、怒る必要のないものには怒らなくて済むようになれることです。
つまり、「あのような怒り方をしなければよかった。また、あのとき、怒っておけばよかった」と、後悔することのないよう、「怒り」という感情に振り回されなくなるというものです。
※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)が必要です
●文/戸田久実(とだ くみ)
アドット・コミュニケーション株式会社 代表取締役。日本アンガーマネジメント協会理事。大学卒業後、一般企業勤務を経て、研修講師に。「伝わるコミュニケーション」をテーマに、「アンガーマネジメント」「アサーティブコミュニケーション」「クレーム対応」「プレゼンテーション」「インストラクター養成」などの多岐にわたる研修や講演を、企業・官公庁で実施。著書に「アンガーマネジメント 怒らない伝え方」(かんき出版)、「アドラー流 たった1分で伝わる言い方」(かんき出版)、「ゼロから教えて接客・接遇」(かんき出版)がある。
http://www.adot-com.co.jp/index.html
その他のコラム記事を見る
人が育つ会社/田中和彦
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
ニュースPickUp