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ビジネスパーソンの心技体

怒りと上手に付き合う

心身ともにコンディションを整えて仕事に臨むための知識やヒントを、各分野の専門家が解説します。

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 企業研修にて「できれば怒りたくない、だけどイライラする」というご相談を受けることが多くなりました。

  一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の調べでは、「ビジネスパーソンの9割が仕事で怒りを感じたことがある」とこたえています。

 しかし、「怒るのはみっともない」「怒ることで人間関係を壊してしまうのでは」という思いから無理に抑えこんでしまったり、イライラしている自分を責めてしまうという方、また、感情的に怒りを表現してしまい、人間関係や仕事に影響を及ぼすことになり、後悔したり自己嫌悪に陥るという方の話を耳にします。

 

 「怒り」は私たち人間にとって自然な感情です。怒りを感じることも、そして怒ることも悪いことではありません。
 しかし、他の感情と比べると強いエネルギーを持つため扱いづらく、さらに「怒り」は悪いものだと思い込み、しっかり目を向けてこなかった人が多いのではないでしょうか。「怒り」を抑え込んでフタをし、しっかりと向き合わないことが、余計に扱いづらくします。

 

 大切なのは、怒っている自分自身を否定せず、自分の「怒り」を理解し、振り回されずに上手に付き合うことです。アンガーマネジメントで、「怒り」と上手に付き合えるようになりませんか。

 

 アンガーマネジメントとは、「1970年代にアメリカで開発された怒りの感情をマネジメント(上手に付き合う)するための心理トレーニング」です。怒りを感じてはいけない、怒ってはいけないというものではなく、怒る必要のあるものには適切な怒り方ができ、怒る必要のないものには怒らなくて済むようになれることです。

 つまり、「あのような怒り方をしなければよかった。また、あのとき、怒っておけばよかった」と、後悔することのないよう、「怒り」という感情に振り回されなくなるというものです。

 

 

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●文/戸田久実(とだ くみ)
アドット・コミュニケーション株式会社 代表取締役。日本アンガーマネジメント協会理事。大学卒業後、一般企業勤務を経て、研修講師に。「伝わるコミュニケーション」をテーマに、「アンガーマネジメント」「アサーティブコミュニケーション」「クレーム対応」「プレゼンテーション」「インストラクター養成」などの多岐にわたる研修や講演を、企業・官公庁で実施。著書に「アンガーマネジメント 怒らない伝え方」(かんき出版)、「アドラー流 たった1分で伝わる言い方」(かんき出版)、「ゼロから教えて接客・接遇」(かんき出版)がある。 
http://www.adot-com.co.jp/index.html

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