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怒りが生まれるのは自分の「べき」がそのとおりにならないときであることを前回までにお伝えしました。
怒ることで、できれば相手に本来どうしてほしかったのか、または今後どうしてほしいのか、どのような気持ちになったのかを分かってもらいたいと願う人は多いと思うのですが、ついカッときて
・「なんでそんなことするんだ?!」と相手を責めてしまう
・「バカじゃないの!」と相手をたたきのめすような、時には人格否定とも思われるような言葉を言ってしまう
・「も〜、ヤダ!」と何をどうしてほしいのかが、分からないような言い方をしてしまう
その結果、
・相手に何で怒っているのかが伝わらない上に、相手との関係を悪くしてしまう
・後味の悪い思いをし、さらには後悔したり、自己嫌悪に陥ってしまう
という話をよく耳にします。
企業研修先でもよくご相談を受ける中で多いのが「どのように叱ったらいいのだろうか」という内容です。
「叱れない」という人も多く、その理由はさまざまですが、
「パワハラだと思われたくない」
「部下に嫌われたくない。反発されたくない」
「適切な叱り方をされた経験がないため、どのように叱っていいか分からない」
という声が多いように感じます。
本来、「叱る」ことの目的は、相手の成長を願い、望ましい行動をしてもらうために意識と行動を変えてもらうことです。相手をたたきのめして再起不能にすることでも、自分のストレス発散でもありません。本来の目的にあった叱り方をするには次のポイントが重要です。
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●文/戸田久実(とだ くみ)
アドット・コミュニケーション株式会社 代表取締役。日本アンガーマネジメント協会理事。大学卒業後、一般企業勤務を経て、研修講師に。「伝わるコミュニケーション」をテーマに、「アンガーマネジメント」「アサーティブコミュニケーション」「クレーム対応」「プレゼンテーション」「インストラクター養成」など、多岐にわたる研修や講演を企業や官公庁で実施。著書に「いつも怒っている人も うまく怒れない人も図解アンガーマネジメント」(かんき出版)「アンガーマネジメント 怒らない伝え方」(かんき出版)、「アドラー流 たった1分で伝わる言い方」(かんき出版)、「ゼロから教えて接客・接遇」(かんき出版)「マンガでやさしくわかるアンガーマネジメント」(日本能率協会マネジメントセンター)がある。
http://www.adot-com.co.jp/index.html
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