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知っておきたい労働法超入門

第36回「正規と非正規」

労働関連法で勘違いしやすいこと、意外と知られていないことなどをピックアップして解説します。

 パート、アルバイト、契約社員、正社員など、雇用形態にはさまざまな呼称があります。これは法律で定義されているものではなく、企業が便宜的につけているものです。法律ではパートも、アルバイトも、契約社員、正社員も労働者として定義しています。

 

 正規と非正規も同様で、法律の定義はありません。

 一般的に、正社員は長期雇用を前提とした人事制度や給与体系、教育システムなどで雇用管理をされている労働者のことを指します。具体的には「企業に直接雇用されていること」、「雇用期間の定めがないこと(無期雇用)」、「その企業の中で最も所定労働時間が長く、いわゆるフルタイム勤務であること」があげられます。

 

 一方、非正規社員は正社員以外のすべての社員のことで、パート、アルバイト、契約社員、派遣社員などが含まれます。一般に、雇用期間を定めた契約(有期雇用)で雇われている労働者のことで、職務の範囲、勤務地、労働時間などが正社員に比べて限定的であることが多くなっています。

 

 近年、社会状況の変化などから、多様な働き方についての法整備や議論が活発になされています。正規と非正規の格差是正への取り組みもその1つです。将来的には、両者の垣根はなくなっていくのかもしれません。少子高齢化による人手不足も表面化しており、人事に関する企業の課題は山積みです。企業には、従来の枠組みにとらわれない人事戦略が求められています。

 

 

★今回のポイント
・雇用形態の呼称は、企業が便宜的につけている
・正規と非正規も、法律の定義はない
・多様な働き方や、格差是正に向けての取り組みが進められている

 


 

 

 

●アイデム人と仕事研究所
文/三宅航太
監修/菊地敦子(社会保険労務士)

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