「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
ヒトが辞めない会社の採用活動
応募者を見極める選考基準の新常識/奥山典昭
介護現場で2年間退職者ゼロを実現した定着ポイント/森崎のりまさ
現場を困らせる問題スタッフ対処法/岡本文宏
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス
マネジャーの仕事〜チームが機能するヒント〜/田中和彦
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
パートタイマー白書や学生を対象にした就職活動に関する意識調査など、当研究所が独自で行っている調査から見えてくることを考察します。
ワーク・ライフ・バランスは当たり前
もし、御社の新卒採用面接で、「妻が出産したら、育児休業を取得したいです!」と男子学生が申し出たら、どのような印象を持ちますか?「いいね!」と心から思える方は、どのくらいいるでしょう。面食らってしまう方、何となく歓迎できない気持ちが湧いてくる方も少なくないのではないでしょうか。
弊社が発表している就職活動に関する学生調査では、学生に、キャリアアンカー(個人が自身のキャリアを選択する際に、もっとも大切で他に譲ることのない価値観や欲求)を聞いています。「管理能力」「技術的・機能的能力」「安全性」「創造性」「自律と独立」「奉仕・社会献身」「純粋な挑戦」「ワーク・ライフ・バランス」の全8項目に対し、各5点満点で合計が25点になるように点数をつけてもらうと、下記のようになりました。
■図1
男女ともに、「個人的な活動、家族、仕事のバランスをうまくとりたい」が最高得点となり、彼らの価値観が見て取れます(「2018年3月卒業予定者の就職活動に関する学生調査 2017年3月1日状況」)。
また、男子学生の意識の変化を、2015年卒調査から時系列で比較すると、「個人的な活動、家族、仕事のバランスをうまくとりたい」を含む、3項目の点数が増加していました。
■図2
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●文/古橋孝美(ふるはし たかみ)
2007年、株式会社アイデム入社。求人広告の営業職として、人事・採用担当者に採用活動の提案を行う。2008年、同社人と仕事研究所に異動。「パートタイマー白書」、新卒採用・就職活動に関する調査等のアンケート調査を担当。雇用の現状や今後の課題について調査を進めている。2015年出産に伴い休職、2016年復職。
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