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調査シリーズ「社会人の学び直し調査―文系専攻者の理転に着目して―」を発表(JILPT)

独立行政法人 労働政策研究・研修機構は、調査シリーズNo.253「社会人の学び直し調査―文系専攻者の理転に着目して―」を発表した。
 
本調査は、リスキリングに対する労働者の意向や、転職活動に伴う勉強時間などの実態を把握し、転職希望者や学び直しを行う人々が直面する課題や支援ニーズを特定することを目的に実施。特に、STEM分野における人材不足解消に向けた効果的な支援策を検討するために、文系学部卒業者がSTEM分野へキャリア転換する学び直しの実態を明らかにし、その実現可能性を探った。さらに、新しい人材育成手法として注目される越境学習への認知度や参加意欲についても調査した。
調査対象:雇用者20,311人(全国の23〜59歳。正社員・大学卒以上に限定)
調査期間:2024年1月11日〜1月29日
 
【結果のポイント】
◆リスキリングの意向を尋ねたところ、半数以上がリスキリングに消極的であり、リスキリングの必要性を感じていない人が多い。職種別に見ると、リスキリングを希望する割合は「IT系の専門・技術・研究職」が49.4%と最も高く、次いで「IT系以外の専門・技術・研究職」が40.1%、「文系職種」が38.7%となった。特に「IT系の専門・技術・研究職」でやや高い傾向が見られる
 
◆転職経験者に、現在の勤め先への転職理由を尋ねたところ、「給与や待遇の改善のため」が最も多く、特に現職がIT系の専門・技術・研究職では5割を超えており、より高い給与や待遇を求めて転職を考え、実際に転職していることがわかる。 次いで、「前の企業の将来性に不安を感じたから」が約3割、「キャリアの幅を広げるため」が2〜3割などとなった。一方で、「将来AIなどに仕事が奪われる不安を感じたから」という理由は1〜2%と少なく、AIによる職業の影響に対する懸念は転職理由としては重要でないことが示唆される
 
◆自己啓発を行った割合は、「現職がIT系の専門・技術・研究職」で46.3%、「IT系以外の専門・技術・研究職」で37.6%、「文系職種」で34.6%。特にIT系の専門・技術・研究職では自己啓発を行う割合が高い。自己啓発の目的については、転職や独立などのキャリアチェンジを目指す人が約3割にとどまる一方で、7割以上は転職や独立を想定せず、現職でのスキル向上や自己成長や業務の効率化を目的としている
 
 

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