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ヒトが辞めない会社の採用活動
応募者を見極める選考基準の新常識/奥山典昭
介護現場で2年間退職者ゼロを実現した定着ポイント/森崎のりまさ
現場を困らせる問題スタッフ対処法/岡本文宏
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス
マネジャーの仕事〜チームが機能するヒント〜/田中和彦
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
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やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。(2019年9月5日)
ホームページ/ https://www.progrit.co.jp/
株式会社GRITは、主に短期間で英語力が身につく英語学習コーチングサービス『PROGRIT(プログリット)』を提供している。「学習生産性×投下時間」という図式が学習を効果的にするために重要であるという。プログリットはコンサルタントが1対1でユーザーの弱点を踏まえた最適な学習法や、1日3時間程度の学習時間を確保する方法を提案し、効率的な学習を実現させる。
そのように人材が唯一の資源といえる同社は、「社員みんなが前向きに働ける職場」を目指して諸施策に取り組み、「働きがいのある会社ランキング2019」に初めて上位入賞した。その取り組み内容について、取締役副社長COOの山碕峻太郎さんに聞いた。
―御社は「世界一英語力が伸びるサービス」と「社員みんなが前向きに働ける職場」を柱に掲げて創業されたとのことですが、ここでは後者について、具体的にどのように取り組まれているかに伺っていきたいと思います。まずは、その基本的な考え方についてお聞かせください。
「世界一英語力が伸びるサービス」を実現させるには、コンサルタントがお客さまに対して「どれだけ高い価値を提供できるか」が問われます。お客さまに最大限向き合うには、社内の人間関係で悩むといったことや待遇面に不満があってはなりません。つまり、「社員みんなが前向きに働ける職場」をつくる必要があり、この2つは密接につながっていると考えています。
―「社員みんなが前向きに働ける職場」をつくるために、どういった施策に取り組まれているのでしょうか?
まずは入口である採用にこだわっており、社員全員が採用活動に参加しています。そこには「会社は社員みんなのもの」という考えと、「一緒に働きたい人は自分たちで選びたい」との思いがあります。次に、採用した社員に会社や仕事、仲間などに愛着を持ってもらうこと、つまりエンゲージメントが重要だと考えています。もちろん、待遇などの条件を整備することも欠かせません。
取締役副社長COO 山碕峻太郎さん
―採用は具体的にどのように行われているのでしょうか?
当社は中途採用のみ行っていますが、応募者は月当たり350名ほどに上ります。書類選考で170名ほどに絞り、1次面接を社員が行います。選考基準は「この人と働きたい」と思うかどうか。これで35%ほどに絞られます。社員は役員を除いて131名いますので、1人当たり月1〜2名を面接していることになります。2次面接は人事が行い、さらに20%ほどまで絞ります。この段階で当初の7%程度に絞られますが、最終面接は私が行って、1〜2名を選考するといった状況です。
2次面接以降の選考基準は、まずは人として魅力があるかどうか。その上で、当社のビジョン共感度や活躍の可能性、カルチャーフィットの度合いを見ます。
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・社員の方々は、採用への参加をどのように受け止めていますか?
・御社はどういったカルチャーを大切にしているのでしょうか?
・日常的なこととしては、どういった施策がありますか?
・そのほかの施策があればお教えください。
・今後の課題はどういったことがあるのでしょうか?
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