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【2事例】シニア活躍推進で人材難を解消

過去に公開したコンテンツや情報を、テーマに沿ってピックアップしたり、社会情勢にマッチしたものなどをご紹介します。

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 労働力不足が深刻化しています。そんな中、不足解消の労働力として期待されているのが女性、外国人、そしてシニア層です。
 総務省発表の2017年労働力調査によると、65歳以上の就業者数は807万人(前年比37万人増)で過去最多となりました。就業者全体に占める割合も12.3%で、過去最高を更新しています。
 今回は「シニア層の活躍推進」をテーマに、企業事例と関連記事をご紹介します。

 

 

<企業事例>
●株式会社ハラキン/新規事業・立ち上げ成功のカギは、高齢者の積極採用(2018年4月25日公開)

 茨城県鹿嶋市でキノコ栽培を手掛ける株式会社ハラキンは、60歳以上と限定した高齢者採用を行うことで、新規事業を軌道に乗せることに成功した。現在、社員の半数以上が60代を超えており、企業理念にも「90歳まで現役」の一文を盛り込むなど、高齢者採用をきっかけに会社全体が新しい方向にかじを切ることになった。

 

 2016年、同社は厚生労働省の「高年齢者雇用開発コンテスト」で最優秀賞を受賞し、その取り組みは国からも注目されている。高齢者採用に深く携わった営業部の伊藤和晃課長に、いかにして高齢者採用に着手し、どんな効果があったのかを伺った。

 

―どのような事業を展開されていらっしゃいますか?

 

 1976年の創業以来、当社は約40年間、一貫してキノコの室内栽培を手掛けています。さまざまな品種を栽培していますが、現在はシメジ、エリンギ、キクラゲが3本柱で、地元・茨城県のほか、首都圏全域を中心に年間約2700トンを出荷しています。中でもキクラゲは、当社が国内生産量日本一となっています。

 

 元来、キクラゲは外国産が圧倒的多数を占めており、国内ではほとんど生産されていませんでした。安心して食べていただける国産キクラゲを流通させたいとの思いから、生産に着手してきましたが、2015年に大きな問題に直面しました。キクラゲの増産に備えて包装ラインの人材確保を進めたものの、思ったように人が集まらなかったのです。

 

→詳細はコチラ

 

 

 

 

●大和ライフネクスト株式会社/60歳の高齢者を正社員雇用 教育制度で、マンション管理のプロを育成(2014年10月1日公開)

 高齢化社会が急激に進むこれからの時代、60歳、70歳になっても働き続ける人が増えていくと言われている。その中にあって、かねてから高齢者の採用・登用を行ってきた企業がある。マンションやビルといった不動産の総合管理を行っている大和ライフネクスト株式会社だ。

 

 昨年、同社はその実績が認められ、2013年度高年齢者雇用開発コンテストの厚生労働大臣表彰最優秀賞に輝いた。同社がどのような取り組みを行ってきたのかをレポートする。

 

高齢者を正社員として採用

 

 同社のメイン事業は分譲マンションの管理で現在、首都圏と関西圏を中心に全体で管理棟数約2500棟、管理戸数約15万戸を誇る。

 

 マンション管理の仕事は多岐にわたっている。住民で構成される理事会の運営サポートや建物の修繕計画立案もあれば、敷地内の日々の清掃や巡回、住民の相談窓口としての役割などもある。通常、管理員業務は、60代以上の高齢者に任されているケースが多いようだ。高齢者ならではの豊富な人生経験が、住環境で起こる諸問題の解決に生かされる側面があるのかもしれない。

 

→詳細はコチラ

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