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【1分で読める】仕事に活かす色彩心理学(武田みはる)

新卒社員の緊張を和らげる色

営業や接客、商談、面接など、さまざまなビジネスシーンに活用できる色に関する知識や考え方を解説します。(2026年4月2日)

 4月は、新卒社員を迎え入れる企業が多いと思います。新卒社員たちにとって職場は慣れない環境で、何もかも初めて経験することばかりで緊張の連続です。このような状況にあるとき、「色」の使い方で緊張を和らげることができます。





 例えば、青には「鎮静」「冷静」という色彩心理があり、緊張の糸をクールダウンして正常に戻す効果があります。新入社員研修のテキストや資料には、意識的に青やネイビーを使うことをおすすめします。また、ネクタイを水色や紺色にするのも視覚的に効果があります。

 また、緑には「落ち着き」「安心」といった意味があります。職場に観葉植物を置くと目にも優しく、気持ちを落ち着かせる作用があります。ほんの少しの工夫で、空間の印象は和らぎます。

 新人が早く職場に慣れるためには、制度を整えたり、研修を実施したりするだけでなく、心理的に安心できる環境づくりも大切です。色は、大きな投資をしなくても取り入れられる職場改善の1つです。新年度のスタートに、職場の色を見直してみてはいかがでしょうか。



●文/武田みはる(たけだ みはる)
Kotonoha代表、カラービジネスコンサルタント
一般社団法人日本カラリスト協会認定講師・色彩診断士、1級パーソナルカラリスト、東京商工会議所1級カラーコーディネーター「ファッション色彩」、一般社団法人カラータイプ協会1級認定インストラクター。アパレル業界で販売・店舗運営を25年以上経験。紳士服ブランドの店長時代、パーソナルカラーを使ったコーディネイトアドバイスを行い、5年連続売上110%を達成。2017年、「色で人生をより豊かにする」をコンセプトに独立。これまで培ってきた色彩に関する知識や経験をもとに、企業の生産性向上や組織内のコミュニケーション活性化の支援などを行っている。全国の商業施設や金融機関でのスタッフ・社員研修は年間100件超。著書に『なぜ色を変えるだけで、ビジネスも人間関係もうまくいくのか?』(セルバ出版)。

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