「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!

「経営者やパート従業員の意識」等について、さまざまなデータを作成。労働市場の現状が分かります。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

アイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

引き算のマネジメント〜行動を増やさず、結果を出す〜/岡本文宏

任せた仕事に“完璧”を求めない

業績と生産性を同時に高めるために必要な引き算の発想に着目し、やらないことを軸にしたマネジメントについて解説します。(2026年9月17日)

< 1 2 >
 私がセブンイレブンのFC店を経営していたとき、スタッフに商品の発注を任せていました。ただ、毎回、スタッフのやった発注をすべて見直し、自分の考えと違っていれば、勝手に発注をやり直すことを繰り返していました。そのことを知ったスタッフは自信を失い、仕事へのモチベーションが低下し、数カ月後には、発注業務を適当にこなすようになりました。
 その結果、欠品や廃棄ロスが多くなり、店の利益が大幅にダウンしてしまいました。完璧を求めたことで、経営者である私自身の仕事が増え、スタッフのモチベーションも低下するという状況に陥りました。



70点で合格と捉えてみる

 その状態を脱するため、私はスタッフに任せた仕事は「70点で合格」と考えるようにしました。70点とは、雑な仕事をしてもよいという意味ではありません。完璧とは言えなくても、業務をそつなくこなせている状態です。

 私がアパレル専門店チェーンで店長をしていたころ、店内で個人売上が常にベスト3に入る女性スタッフがいました。私からすると、足りない部分があり、満点はつけられませんでしたが、彼女の個性や自分なりに工夫をして接客をすることで、お客様にとっては、合格点が取れるスタッフだったのです。

 チームづくりでも、一人のスーパープレイヤーに頼るより、全員が70点を取れる状態を目指すことが大切です。例えば、野球では9人全員がシングルヒットを打てば、打順が一巡した時点で6点入ります。一方、4番打者だけがホームランを打ち、他の選手が一本も打てなければ、得点は1点だけです。





 このように、誰か一人が100点の仕事をすることより、全員が70点の仕事をするほうが、組織全体で得られる成果は大きくなります。もちろん、安全や法令順守など、ミスが許されない仕事は別です。完璧を目指すことをSTOPするとは、仕事の質を下げることではありません。できている70点を認め、一人ひとりの強みを生かしながら、組織として100点を目指すことなのです。



●文/岡本文宏(おかもと ふみひろ)
メンタルチャージISC研究所株式会社代表取締役、繁盛企業育成コーチ
アパレル店勤務、セブンイレブンFC店経営を経て、2005年メンタルチャージISC研究所を設立。中小企業経営者、エリアチェーンオーナー、店長などに向けた小さな組織の人に関する問題解決メソッドや、スタッフを活用して業績アップを実現する『繁盛企業づくり』のノウハウを提供している。『リーダーの任せる技術』(あさ出版)、『仕事のできる人を「辞めさせない」15分マネジメント術』(WAVE出版)、『人材マネジメント一問一答』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『店長の一流、二流、三流』(明日香出版)など著書多数。
https://okamotofumihiro.com/


==========
 
<アイデムビジネス研修のご案内>
アイデムでは、“組織の「人」「マネジメント」に関する課題”を解決するための実践的なビジネス研修を開催しています。「管理職のマネジメント研修」「新入社員の戦力化」「コミュニケーション力」など、豊富なラインナップをご用意しています。
ています。

★2026年10月おすすめ研修のご案内★
★その他おすすめ研修はコチラから!(オンライン研修も多数ご用意しています)
< 1 2 >

この記事のキーワード

クリックすることで関連する記事・データを一覧で表示することができます。

一覧ページへ戻る

2ページ目以降をご覧になるには、会員ログインが必要です。
会員登録(無料)がお済みでない方はこちら

会員登録(無料)はこちら

その他のコラム記事を見る

人気記事ランキング

ナレッジBOX

[AI時代の応募者の見極め方〜「作品」ではなく「事実」を見る〜]
マネジメントや人材の活用・育成、組織運営など、人事労務に関する課題や問題をテーマに有識者や専門家に解説していただきます。

人事のための「お金」の学び/小橋一輝

[3年計画で考える賃上げへのロードマップ]
人事の仕事(採用・定着・育成など)は、「会社のお金をどう使うか?」を考えることでもあります。人事に求められる会社のお金に関する知識や考え方を解説します。

【1分で読める】仕事に活かす色彩心理学(武田みはる)

[争いを避ける色]
営業や接客、商談、面接など、さまざまなビジネスシーンに活用できる色に関する知識や考え方を解説します。
注目のコンテンツ

人と仕事研究所Facebook