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アイデム人と仕事研究所の研修部門の所員が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。(2018年7月11日)
私は2歳の娘(第一子)を持ち、時短正社員で働くワーキングマザー、いわゆる「ワーママ」です。1年半の育児休業を取得後、昨年の4月より復職しました。時短、フルタイム、パート、正社員…あらゆる状況の方がいらっしゃるかと思いますが、仕事と育児を両立するにあたり、「時間が足りない」「私だけで担当している業務がうまく共有できていない」など、共通の悩みは多いかと思います。
とはいえ、限られた時間内で仕事をしつつ、育児をする状況を変えることはできません。そこで今回は、私と同じ立場の「働く母」の方に、“仕事をする上で大事にしていること”をインタビューしてみました。工夫、体験談など生の声をお伝えいたします。
<働きながらの育児 Aさんの仕事術>
歯科衛生士のAさん(30代後半)は、働く上で主に2つのことを大事にしていると言います。
1.職場の人間関係を円滑に保つ
職場が歯科医院のため、スタッフの年齢層はさまざま。メインのスタッフは、専門学校卒の20代前半の若年層です。そのため、なかなか結婚、育児に対して認識が薄く、子どものことで度々仕事に穴を空けることに不満を抱く人も少なくないとのこと。だからこそ、特に後輩や新人など若手スタッフへの接し方に気を配っていると話してくれました。具体的には、指導・指示をする際、同じ目線に立って伝えるなど、壁を作らないように気をつけているそうです。
また、職場の行事に子どもの顔見せをするなど、小規模だからこそ日頃から関りを持つようにしています。子育ての状況を知ってもらうことで、急に休むことになったときなどの若手スタッフの受け入れ方が変わったと言います。
2.後輩が習得すべきことを上司(院長)に提案し、フォローする
実は2人目妊娠中で産休を控えているAさん。後輩に対して、技術向上のための練習や、仕事に対する意識を高めてもらえるよう、働きかけています。
それに伴い、「チェック表を作成し、習得度を見える化する」ことや、「後輩スタッフが苦手なパソコン業務は引き受け、技術面の練習にまわす時間を作る」など、院長に提案しながら進めています。
まだまだ課題はありますが、後輩スタッフの取り組み姿勢に積極性が見られるようになったそうです。
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●文/横越有紀子(よこごし ゆきこ)
大学卒業後、アパレル会社に入社、6年半勤務。上司からの教え、後輩指導を通じ、「真剣に仕事に向き合う人のお手伝いがしたい」と考え、株式会社アイデムに入社。その後、結婚、出産、育児休業を取得後、時短正社員として復職。現在、アイデム人と仕事研究所で、企業様向けビジネスセミナーの企画・運営・事務局に従事している。
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