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採用計画人数に対する充足率50%未満は47.5%、多くの企業が新卒採用に苦戦(東京商議所)

東京商工会議所は、「新卒者の採用・選考活動に関する調査について」を発表した。
 
当所が主催した「会員企業と学校法人との就職情報交換会」に参加した企業を対象に、新卒者の採用・選考活動等の動向を把握するために標記調査を実施し、結果を取りまとめたもの。
調査期間:2024年9月24日〜10月4日
調査対象:会員企業と学校法人との就職情報交換会(9月24日開催)参加企業368社
回答数:316社(回答率:85.9%)
 
【結果のポイント】
◆2025年新卒者の採用環境(採用市場)について、「厳しい採用環境である(採用が困難)」と回答した企業の割合は98.7%
 
◆2025年新卒者の採用計画人数に対する充足率について、計画以上の内々定者数を確保している企業は12.0%にとどまる。充足率が50%未満の企業が47.5%を占めており、内々定者がいない企業が19.9%を占めるなど、企業が新卒採用に苦戦している様子がうかがえる
 
◆2025年新卒者の採用・選考活動の終了予定時期は、33.9%の企業が「未定・分からない」と回答。多くの企業が2025年新卒者の採用・選考活動の終了予定時期を見通せない状況にあることがうかがえる
 
◆学生のキャリア形成支援に係る産学協働の取組の4つの類型」について、各類型の名称と内容の認知度を尋ねたところ、「名称・内容ともに知っている」と回答した企業の割合は59.2%だった
 
◆2025年新卒者の初任給引き上げの実施状況について、「初任給を引き上げた(引き上げる予定)」と回答した企業の割合は53.5%と半数以上を占めた
 
 

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