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人事コレで委員会

従業員のモチベーションを上げるには?

モチベーションを上げる要素には、賃金や福利厚生等の「外的報酬」と、周囲からの認め等による「内的報酬」があります。今回は、その「内的報酬」に焦点を当て、従業員のモチベーションを上げる方法を考えます。

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2010年2月1日〜2月28日の1ヶ月間、弊社WEBサイト「ブログ人事コレで委員会」にいただいたコメントをもとに書かれた記事です(「ブログ人事コレで委員会」は2012年3月末日に終了しました)。



☆モチベーション資源の枯渇化と、従業員の価値観の多様化

 成長の時代の終わりとともに、「昇給」「賞与」「福利厚生」など、かつて豊富だった金銭報酬系のモチベーション資源はかなり枯渇してしまいました。また、組織のスリム化や集中化促進により、ポスト資源(昇進機会)も減少しています。現在は、このような外的報酬(外発的動機付け)によるモチベーション向上が、期待しにくくなってきたのです。

 一方で、自分の内部から感じる内的報酬に基づく動機付け、すなわち「内発的動機付け」があります。これは、自発的・自律的な動機付けといえるものであり、たとえば、

「自己決定感」
「自己有能感」
「知的好奇心」
「人間的共感」
「重要な他者からの受容感」

などが挙げられます。

 近年、働く人の価値観は大きな変化が見られます。「賃金」や「福利厚生」といった外的報酬よりも、いわゆる『やりがい』を求める傾向が強まっているようです。

「仕事を通じた知識・技術的あるいは人間的な成長(実)感、向上感を求める」
「誰か(何か)への貢献感・共感(NPOやボランティアに人が集まる傾向に顕著)に
 価値観を見出す」

・・・ような人が増加しています。みなさんお気づきのように、こうした価値観は内発的動機付けに通じるものです。


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田口 悟 (たぐち さとる) 氏
有限会社オフィスアルド 代表取締役
1956年北海道札幌市生まれ。1979年北海道大学法学部卒、同年株式会社リクルート入社、『月刊就職ジャーナル』編集長、ワークデザイン研究室エグゼクティブマネジャー等を経て、97年同社をフレックス選択定年制により退社。有限会社オフィスアルド設立、代表取締役。人事コンサルタント。働く人のモチベーション問題や組織内コミュニケーション問題の解決支援、人事組織制度の設計・運用支援、人材開発プログラムの開発と運用(社内各階層の社員研修の企画とトレーナー)などを業とする。

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