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感情をコントロールする方法/笠原彰

第21回「ポジティブ心理学から学ぶ」

メンタルトレーニングの考え方をベースに、ビジネスシーンで沸き起こるさまざまな感情との向き合い方を解説します。(2020年11月26日)

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 今回はポジティブ心理学から学ぶ感情のコントロールを紹介したいと思います。ポジティブ心理学は、1998年にアメリカ心理学会の会長であるマーティン・セリグマン(Martin Seligman)が提唱した心理学です(島井,2008)。

 

 これまでの心理学は、うつや不安などのネガティブな側面に注目し、それを解決していくものでしたが、ポジティブ心理学は人間の本来持っている幸福感や感謝などのポジティブな感情やウェルビーイングといった強みに注目することで、より良く生きていくことができるという考えに基づいています(日本ポジティブサイコロジー医学会,2020)。近年、ポジティブ心理学に関するさまざまな知見が報告されています。

 

(1)ポジティブ感情とネガティブ感情(日本ポジティブサイコロジー医学会,2020)
・感情には2つあります。ポジティブ感情とネガティブ感情です。
・感情は、心のサインです。
・ポジティブ感情は、対人関係の中で感じやすいです。
・対人関係が少なくなると、ポジティブ感情も少なくなりやすいです。

 

・対人関係が少なくなると、逆にネガティブ感情が多くなりやすいです。
・ネガティブ感情は、基本的には3つです。悲しみ、怒り、恐れです。
・ネガティブ感情は心のサインなので、受け入れることが重要です。
・ポジティブ心理学はどんなことに対してもポジティブになれというわけではありません。現実を見極めながら、ポジティブとネガティブ両方に注意を向けていくことが重要になってきます。

 

 

 

 

(2)笑い(日本ポジティブサイコロジー医学会,2020)
・笑いは、唾液中の免疫グロブリンを大幅に増やします。普段から面白い人やユーモアが身体に良いと自覚している人は、免疫グロブリンの数値が高いです(Dillon,1986)。
・笑いは、ストレスホルモンといわれるコルチゾールの値を下げます(Berk,1988)。
・作り笑いをすると、手の表面温度が上がります。リラックスしていることを意味します(石原,2007)。
・どうやって笑うか? 友人・知人と会って、声を出して笑う。コロナ禍では、オンライン飲み会がいいかもしれません。

 

(3)PERMAモデル(Seligman,2011)
Well-being(ウェルビーイング)という考え方があります。
・ウェルビーイングとは、良い状態のことを示し、定義の中核は、その人が理想的な人生を送っているかどうかということです(大石,2006)。
・セリグマン(2011)は、ウェルビーイング状態の条件としてPERMAモデルを提案しています。

 

 

>>>次ページにつづく

 

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●文/笠原彰(かさはら あきら)
作新学院大学教授、メンタルトレーニングラボ代表、栃木県体育協会スポーツ医科学委員会委員
日本体育大学大学院修了。プロアスリートや中高生チームへの指導など、メンタルトレーニングに関する豊富な実績を持つ。近年はスポーツ分野にとどまらず、一般企業のビジネスパーソンのメンタルスキルトレーニングや講演活動も行っている。著書に『誰でもできる 最新スポーツメンタルトレーニング』(学研プラス)、『気持ちの片づけ術』(サンクチュアリ出版)、『ゴルフのメンタルテクニック エビデンスに基づく 50のドリル』(ゴマブックス)。
http://mt-labo.sakura.ne.jp/

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