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人事労務関連ワード辞典

経験学習モデル

人事労務に関連するワード集です。基礎的なものからトレンドまで、さまざまなワードを解説します。(2022年3月10日)

経験を学びにつなげるプロセスを理論化したもので、アメリカの組織行動学者、デイヴィッド・コルブによって提唱されました。経験学習モデルは「経験→反省→概念化・抽象化→実験」の流れで学習が行われます。

 

経営コンサルタントのマイケル・M・ロンバルドとロバート・W・アイチンガーによると、経験による学習は、社会人の学びの約7割を占めるとされています。現在、社会人の有効的な学習方法として、さまざまな教育現場で取り入れられています。

 

経験学習モデルは、マニュアル教育とは反対の性質を持っています。経験学習を中心に育成されたビジネスパーソンは、1つの事案に対してそれぞれが異なる行動をとります。そのため、多種多様で予測できない問題が立ちはだかる現代のビジネスシーンにおいて有用性が高いとされています。

 

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