「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
ヒトがあつまる職場/田中和彦
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
デキル人が辞めない15分マネジメント術/岡本文宏
怒りを笑いに変える!クレーム対応/谷厚志
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
労働関連法で勘違いしやすいこと、意外と知られていないことなどをピックアップして解説します。
厚生労働省は、外国人労働者が日本で安心して働き、その能力を十分に発揮する環境が確保されるよう、事業主が順守すべき法令や、努めるべき雇用管理の内容などを盛り込んだ指針を定めています。名称は「外国人労働者の雇用管理の改善等に関して事業主が適切に対処するための指針」です。指針に定められていることは、おおまかには2点です。
・外国人であっても、日本人と同じく、日本国内の労働・社会保険関係法令が適用されること
・法令、労働条件や安全衛生に関し、外国人であっても理解できるようにすること(例えば、母国語を使用した解説や、ある程度の日本語教育を行うことなどが想定されます)
具体的には下記のことなどが規定されています。
<適正な労働条件の確保>
労働者の国籍を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取り扱いをしてはならないこと。
<雇用・労災・健康・厚生年金保険等>
給付(離職時も含む)に係る要件や支給に必要な手続きについて、援助を行うこと。※離職票の発行や厚生年金脱退一時金等に関することも含む
<適正な人事管理、教育訓練、福利厚生等>
・職場で求められる能力等の社員像の明確化、評価等の透明化等、多様な人材が能力を発揮しやすい環境の整備に努めること。
・日本語教育、日本の生活習慣、文化、風習、雇用慣行等への理解を深めるための指導を行うとともに、外国人労働者からの相談に応じるように努めること。
・帰国のための手続の相談等を行うように努めること。在留資格の変更等の際は、手続きにあたり、勤務時間の配慮等を行うよう努めること。
<雇用労務責任者の選任>
外国人労働者を常時10人以上雇用するときは、人事課長等を雇用労務責任者として選任すること。
★今回のポイント
・労働関係、社会保険関係の法令は外国人も適用
・労働条件や安全衛生に関し、外国人であっても理解できるようにする
・10人以上雇用するときは、雇用労務責任者を選任
●アイデム人と仕事研究所
文/三宅航太
監修/菊地敦子(社会保険労務士)
その他のコラム記事を見る
ヒトがあつまる職場/田中和彦
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス