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わかりやすい文章を書く12のコツ

【コツ8】漢字は3割を目指す

読みやすい文章を作るための12のコツを紹介。書類作成のヒント。
(安田 正/株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ 代表取締役)

〜例文〜

改善前
S社にお伺いした所、御返事頂けるとの事でした。是非とも、宜しく御願い致します。又下記の通りスケジュールをお送り致します。


改善後

S社にお伺いしたところ返事頂けるとのことでした。ぜひとも、よろしく願いいたします。また下記のとおりスケジュールをお送りいたします。



 パソコンで文字を変換していると、漢字にしようか平仮名にしようか迷ってしまうことがありませんか?
 そんなとき、判断材料として使えるのが漢字3割・平仮名7割のルールです。


ここが問題

 例文は漢字が多すぎて若干読みにくくなってしまっています。一部を平仮名に変えてみましょう。


漢字3割・平仮名7割で解決

 この割合は新聞などもおおよそこの比率になっているらしく、「読みやすさ」の基準としては根拠のある数字です。
 では、どうやってこの割合にもっていくのか? そのためには動詞と名刺は漢字で、それ以外は平仮名にしてみましょう。


●例
<もの>人間は失敗するものだ/の善悪がわからない(名詞)

<とき>困ったときだけ連絡する/の流れは止められない(名詞)

<ところ>彼に聞いたところ、納得した/書類を置いたを忘れてしまった(名詞)

<いく>不安になってくる/彼は来週来る(動詞)

<いただく>出席していただく/新しい契約を頂く(動詞)

<おく>問題を整理しておく/荷物を机の上に置く(動詞)


 上記のように、意識して使い分けるようになると迷わずすみます。そして、読みやすくなります。もちろん、漢字、平仮名どちらでも間違えではありませんが、判断の基準として、参考にしてみましょう。





安田 正
●1953年生まれ。1990年に企業向け研修会社 、株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ設立。早稲田大学理工学術院非常勤講師。著書に「ロジカル・ライティング」(日本実業出版社)など多数。
http://www.pan-nations.co.jp/index.html

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