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現在、政府が推進している「働き方改革」は、個人の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会の実現を目指すものです。企業は、具体的にどのように進めていけばよいのでしょうか。識者が、さまざまなアプローチから解説します。
この連載では全4回で、それぞれ4つのキーワードを軸に職場の生産性向上のポイントをお話します。第3回目のキーワードは「3つの『る』」です。
改善、改革したい。それでも変わらない現場を変えるには?
「働き方改革だ!」…政府や経営陣は叫ぶものの、誰も一歩踏み出そうとしない。このような職場は少なくありません。それもそのはず。「働き方改革」なる言葉がビッグワードすぎるからです。
「働き方改革しても、現場の私たちは得しないし…」
「政府が騒いでいるだけでしょ」
「そもそも、何をしたらよいのか分からないし」
「改革を検討している時間なんてありません」
他人事のように思え、思考停止して当然。そうこうしているうちに、業務量は増え、人手も減って一層てんやわんやの状態に。
一方、着実に改善を進めている職場もあります。そんな職場は、「3つの『る』」に取り組んでいます。末尾が「る」で終わる、3つの「る」。その3つとは、「やってみる」「やめてみる」「期限を決める」です。
(1)やってみる
新しいやり方を取り入れてみる。
・試しに、Web会議システムを使って対面の会議を減らす
・リモートワーク(*会社以外の場所で遠隔で仕事を行う勤務形態)にチャレンジしてみる
・本で読んだ、会議のファシリテーション手法を試してみる
・メールの代わりにSlack(*ビジネス向けチームコミュニケーションツール)を使ってみる
普段とは違う仕事のやり方にチャレンジしたり、新たなテクノロジーを使ってみないといままでの仕事のムリ・ムダ・おかしい!はなかなか見えてきません。
意志をもって、新たなやり方を試してみる。やってみると、意外に自分たちの仕事のスタイルになじんだり、当初は想定していなかったメリットを感じることもあります。
続きは次ページへ → (2)やめてみる (3)期限を決める
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●文/沢渡あまね
あまねキャリア工房代表 業務改善・オフィスコミュニケーション改善士
早大卒。日産自動車、NTTデータ、大手製薬会社などを経て、2014年よりフリーランス。企業の業務プロセスやインターナルコミュニケーションの改善に関するコンサルティングや講演、研修などを行っている。著書に『職場の問題かるた』『職場の問題地図』(技術評論社)、『チームの生産性をあげる。』(ダイヤモンド社)など多数。
http://amane-career.com/
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