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マネジメント悩み相談室/田中和彦

第31回「部下に任せるときは、我慢が必要」

マネジメントに関する悩みについての解決策を示したり、対処法などを解説します。(2018年10月17日)

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■相談
ベテランの部下たちから、「うちの部署はマイクロマネジメントで窮屈だ」という声が上がっていると部長から言われました。確かに自分でも思い当たるところがあります。部下のことは何でも把握しておかないと気が済まない性格で、毎朝、「今日はどんな業務をするのか」を細かく報告させています。部長からは「もっと部下に仕事を振って、あなたは次のステップに行かなきゃ」と言われるのですが、いったん部下に任せた仕事でもじれったくて引き上げて自分でやったりすることもあります。そもそも部下に仕事を任せるのが苦手なタイプなのですが、どうすれば任せられるようになるでしょうか?

 


■回答
本来部下がやるべき仕事を上司が引き上げてしまい、上司が代わりにやってしまうことは、部下のモチベーションを下げるばかりでなく、組織としても成長が鈍化することになりかねません。なぜなら、部下の仕事をあなたがやってしまっては、本来あなたがやるべき仕事の時間が奪われるだけではなく、部下の成長の機会も同時に奪うことになるからです。部長は、あなたにもっと上の仕事を期待しているはずです。そのためにも部下に仕事を権限委譲し、そのことで部下の成長も促してください。親が子を育てるのに忍耐力が必要なように、部下を育てるマネジメントには我慢が欠かせません。

 

 

 

 

 

 毎朝、部下にその日の業務の予定を報告させているとのことですが、もし相手がまだ一人前とはいえない若手の部下なら、育成の観点から、それは必要なことだと思います。ただ、相手がベテランの部下の場合は、「マイクロマネジメントで窮屈」と言われても仕方ないかもしれません。


 逆の立場で考えてみるといいと思います。1人で業務を回せるようになったという自信が出てきたにもかかわらず、いつまでも上司から細かいことの報告を求められたら、どういう気持ちになりそうか、部下の立場で想像してみてください。「まだ自分のことを信頼してもらえていないんだな」と、寂しい気持ちになりませんか?
 つまり、任せるということは、部下を信頼するということでもあるのです。


 いったん任せた仕事でもじれったくて引き上げてしまうということですが、これこそが最も部下のやる気を下げることになります。
 相談者の方のように、任せることが苦手で、本来なら部下にやらせてしかるべき仕事をついつい自分でやってしまう上司は意外に多いものです。「自分がやったほうが早いから」という理由なのですが、もう少し詳しくその理由を分析してみると、いくつかの観点に分けられます。

 

 


※ ついつい自分でやってしまう上司、その理由とは…  →次ページに続く

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●文/田中和彦(たなか かずひこ)
株式会社プラネットファイブ代表取締役、人材コンサルタント/コンテンツプロデューサー。1958年、大分生まれ。一橋大学社会学部卒業後、人材サービス関連企業に入社し、情報誌の編集長を歴任。その後、映画配給会社のプロデューサー、出版社代表取締役を経て、現在は、「企業の人材採用・教育研修・組織活性」などをテーマに、“今までに2万人以上の面接を行ってきた”人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーとして活躍中。新入社員研修、キャリアデザイン研修、管理職研修などの講師や講演は、年間100回以上。著書に、『課長の時間術』『課長の会話術』(日本実業出版社)、『あたりまえだけどなかなかできない42歳からのルール』(明日香出版社)、『時間に追われない39歳からの仕事術』(PHP文庫)、『仕事で眠れぬ夜に勇気をくれた言葉』(WAVE出版)など多数。
連絡先:info@planet-5.com

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