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労働関連のトレンド用語を解説します。(2020年6月18日)
従業員が勤務先の承認を得て、私物のスマートフォンやノートPCなどの携帯デバイスを職場に持ち込み、業務で使用することを指す言葉です。私用で使っているデバイスから勤務先の情報システムにアクセスし、必要な情報を閲覧したり、入力したりすることなどを意味します。海外でパーティーの招待状などに使われるBYOB(Bring Your Own Beverage/Beer/Booze:あなたが好きな飲み物・ビール・酒を持ってきてください)という英語表現をもじったものです。
BYODの導入による最大のデメリットは、セキュリティのリスクです。例えば、デバイスの紛失や盗難、あるいは外部からの違法アクセスによる情報漏洩などが挙げられます。機密情報が流失することがないよう、管理システムを構築する必要があります。
一方、最大のメリットは業務効率の向上です。自分が所有するデバイスなので、使い勝手はもちろん、また業務時間や社内にいる時間に限らず、作業が可能になるためです。反面、業務負担が増える可能性もあるので、注意が必要です。
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