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労働関連のトレンド用語を解説します。(2020年9月10日)
Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略。生まれつき、非常に感受性が強く敏感な気質もった人を指します。HSPは、環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な生まれ持った性質であり、病気や障害ではありません。統計的には人口の15%〜20%、5人に1人があてはまるとされています。
HSPは、そうでない人と比べると、外部からのあらゆる刺激を過剰に受け取ってしまうため、必要以上に疲れたり、ストレスを感じてしまいがちで、周囲からは「神経質」「繊細」「ストレスに弱い」と思われる傾向があります。一方で、気付きの能力が高いため、他人が気付かない問題にも気づける、他人への配慮ができるなど、適性の高い仕事内容や配置、マネジメントによっては高い戦力になります。
HSPの特徴は以下の4つです。すべて持ち合わせているとHSPである可能性が高いとされます。
(1)情報処理が早い:感覚データを脳が素早く処理できるため、「1を知って10を知る」ことができる
【例】
・人のちょっとしたしぐさや目線、声などで相手の機嫌や考えがわかる。
・第六感が当たる
(2)感覚が敏感なため、疲れやすい
【例】
・他人の些細な言動に傷つき、いつまでもひきずってしまう
・友人と会っていても、帰宅すると気疲れしてしまう
・上司から監視されたり、同僚と競争させられると混乱する
(3)共感性が高い:共感力が高く感情移入しやすい。また、他者の問題を自身の問題として同一しやすい。
【例】
・他人が怒られていると自分も怒られているような気持ちになり、腹痛がする
・相手の気持ちに配慮しすぎて、断れない
・悲しい本や映画を見て感情移入して号泣してしまう
(4)些細な刺激に気づきやすい:光、音、匂い、感触など様々な五感の刺激を敏感に感じやすい
【例】
・強い光や日光の眩しさが苦手
・時計の音や家電の機械音が気になってしまう
・服のタグや素材などが肌にあたる感覚が気になって我慢できない
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