「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
ニュースPickUp
人が育つ会社/田中和彦
【現場に学ぶ】繁盛企業のマネジメント/岡本文宏
気持ちがラクになる1分心理学/吉村園子
伝わる文章の書き方〜報告書からSNSまで〜
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
近年、注目されているデジタルトランスフォーメーション(DX)について、言葉の定義から企業としての取り組み方まで、わかりやすく解説します。(2021年6月3日)
前回(第2回)は、IT活用・DXから得られる効果などをご紹介しました。今回からは「具体的に何をすれば良いのか?」をお伝えします。経営者が気になる予算についても適宜触れていきます。
IT活用・DXの最初は環境準備
前回もご紹介しましたが、ITを活用するためのステップは以下のとおりです。
(東京商工会議所発表資料を元に、著者作成)
今回は、レベル1の必要な道具(パソコンとネットワーク環境)についてお伝えします。
パソコンは1人1台が前提
最初はパソコンについてです。1人につき、最低1台は必須です。もちろん、小売業や製造業など現場で働く人には不要というケースもあります。ただデスクワークが主体の業務において、1人1台は必須です。
ITが活用できていない組織の場合、この「1人1台」が整っていないことが多いです。まず、複数人で1台のパソコンを扱うことはやめましょう。リスクは以下の通りです。
・パスワードを流用するなどのセキュリティリスク
・他の人が使っているときに使えず効率が落ちる
・ウイルス感染リスク
基本はノートパソコン
パソコンは、基本的にノートパソコンを選びます。デスクトップパソコンよりは値が張るのですが、以下のようなメリットがあるからです。
・社内で移動できる
・在宅勤務(リモートワーク)にも使える
・出先で使える(お客さま先でのプレゼンテーションなど)
・電池がある(急な停電や電源ケーブルが抜けたときのトラブルに強い)
在宅勤務(リモートワーク)が当たり前になりつつある今、持ち運べないデスクトップパソコンを買うのは、むしろリスクが高いです。安物買いの銭失いにならないようにしたいですね。
なお例外的に、ノートパソコンではなく、デスクトップを推奨するケースもあります。設計・デザイン・動画編集など、パソコンにパワーが必要な場合です。ただ、そのような仕事をしている方は、最適なパソコンを自分で選べますから、ここでは割愛します。
OSはWindows
これからIT活用していきたい企業なら、OS は Windowsを選びます。利用者が多く、ネットや書籍など、情報が圧倒的に多いからです。またビジネス系ソフトウェアの多くはWindows上で動きます。他のOS、例えばMac OSやChrome OSを選ぶと、ITに不慣れな企業では情報が少なく、困ったときに手も足も出なくなってしまいます。
Windowsの最新OSはWindows 10です。このなかでも中小企業にお勧めなのは、Windows 10 Proです。家庭用のWindows 10 Homeを使っている組織を見かけることがありますが、企業向けの管理性・セキュリティを考慮すると、最初からProが良いでしょう。
>>>次ページにつづく
※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)が必要です
<会員サービスのご案内はコチラ>につづく
■本コラム著者:渋屋隆一氏登壇『情報セキュリティ研修』■
企業にとって、情報システムやインターネットは欠かせないものとなりました。そんな中、求められているのが情報セキュリティです。個人や顧客のデータ、財務や技術などのさまざまな情報を管理し、漏洩や紛失が起こらないようにすることは企業の社会的責任であり、必要不可欠なリスクマネジメントです。本研修は情報セキュリティについて、事例などを交えながら分かりやすく解説します。
⇒【オンライン】入門編:2021/7/27(火)13時〜15時(2時間)
⇒【オンライン】管理職編:2021/7/27(火)15時30分〜17時30分
●文/渋屋隆一(しぶや りゅういち)
中小企業診断士、情報処理技術者。
大学卒業後、IT企業にてエンジニア・商品企画を担当。2015年独立。ITとデータを活用した「売れ続ける仕組みづくり」「業務改善」「働き方改革」を得意としている。コンサルティングや研修・セミナーを通じて、中小企業の経営支援を行う。著書に『コレ1枚でわかる最新ITトレンド』(技術評論社)、『社長はデータをこう活かせ!』(日本実業出版社)など。
Webサイト: https://100athlon.com
その他のコラム記事を見る
人材育成のツボ
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
気持ちがラクになる1分心理学/吉村園子