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本読みのプロが厳選 ビジネス書ガイド

最先端IT企業の人を活かすしくみとは?

年間1000冊のビジネス書を読む出版コンサルタントの土井英司さんが、人材の活用や育成などをテーマしたビジネス書を厳選して紹介します。

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 こんにちは、土井英司です。
 このコーナーでは、毎月テーマを決めて1テーマにつき3冊の関連書をご紹介しています。
 今月は、「最先端IT企業の人を活かすしくみとは?」と題して、3冊の本をご紹介。人材の流動性が高いIT業界で、業績好調の企業はいかにして一流の人材を獲得し、継続雇用しているのか、人材活用にどう取り組んでいるのか、さっそくチェックしてみましょう。

 まず、1冊目は就職・転職・ビジネスに特化したSNS「リンクトイン」の創業者、リード・ホフマン氏による、注目の雇用論『ALLIANCE 人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用』。シリコンバレーが優秀な人材を引きつける理由と、彼らに本気になってもらうためにどんな雇用をしているのか、具体的なところが書かれています。



★ALLIANCE 人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

(リード・ホフマン、ベン・カスノーカ、クリス・イェ著/ダイヤモンド社/定価1,620円)

 企業にしてみれば、当然、優秀な人材を採用してずっと働いてもらいたいわけですが、今日の優秀な人材は、採用が難しく、仮に働いてもらえたとしても、ひとつの企業にずっととどまることはありません。そして、最終的には起業します。シリコンバレーには、そんな人材をスカウトし、引き留めておくノウハウがあるわけですが、その肝は、社員との間にフラットで互恵的な信頼に基づく「パートナーシップ」の関係を築くこと(アライアンス)、そして「コミットメント期間の設定」にありました。


 これは、企業は個人の市場価値を上げるように、個人は企業の業績を上げるようにお互いが期間限定でコミットする、というコンセプトで、もし継続雇用したいなら、新たなコミットメント期間を設定し、お互いが課題を再確認する。個人にしてみれば、自分の市場価値を上げるために働けるわけですから、願ったりかなったりです。このしくみなら、優秀な人材を巻き込めますし、辞めても結果を出したらネガティブな雰囲気にならない。個人は、実績を引っさげて次の職場に移れる、というわけです。


 さらに興味深かったのは、社員個人に積極的に仕事上のネットワークを築かせること、従業中のソーシャルメディア活用を推進すること、の効用です。本書によると、この2点に積極的に取り組んでいるハブスポット(インバウンド・マーケティングのサービス企業)の社員は、リンクトインの「知り合い」の数が、平均的な利用者の6.2倍になる。また、この影響で、ハブスポットがリンクトインに求人情報を出すと、何と会員企業の平均より2倍近くの応募者が集まるんだそうです。


 どう取り決めを交わしたら、企業と個人が「アライアンス」を結ぶことができるのか、どうしたら辞めた後も企業の味方でいてくれるのか、どうしたら雇用延長を促せるのか、具体的なヒントが書かれています。ぜひ読んでみてください。


 続いて2冊目は、中国の若者の間で圧倒的な人気を誇り、一時、アップルやサムスンを抜いてシェア1位となった通信機器メーカー「シャオミ」の共同創業者、黎万強(リー・ワンチアン)が書いた、『シャオミ 爆買いを生む戦略』。



★シャオミ 爆買いを生む戦略

(黎万強 著/日経BP社/定価1,944円)

 冒頭を会長兼CEOの雷軍が書いており、そこには同社の経営思想がこう記されていました。<マニアが製品づくりに関われるような会社をつくりたいといつも思っていた。ユーザーと一緒に製品を育てていく。それこそが未来の企業に求められる価値だと考えた。4年前に「小米科技(シャオミ)」を立ち上げたとき、私はこう考えていた。この会社が将来どんなに大きくなっても、まるで定食屋のように、ユーザーが気軽に入ってこられる会社にしよう>



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●土井英司(どい えいじ)

出版コンサルタント、ビジネス書評家、エリエス・ブック・コンサルティング代表取締役。1974年生。慶大卒。オンライン書店アマゾンの日本サイト立ち上げに参画。数々のべストセラーを仕掛け、カリスマバイヤーと呼ばれる。現在、出版コンサルタントとして著者のブランディングからマーケティングまでをトータルで行う。プロデュースした書籍に、100万部を突破した『人生がときめく片づけの魔法』、シリーズ累計37 万部を突破した『年収200万円からの貯金生活宣言』など多数。著書に『成功読書術』(ゴマブックス)、『土井英司の「超」ビジネス書講義』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。
http://eliesbook.co.jp/bbm
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