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皆さま、毎日の業務お疲れさまです! 店長養成道場 道場主、アルバイト活用コンサルタントの植竹剛です。いよいよ年末年始のシーズンですね。とてもお忙しい頃だとは思いますが、ご一読いただけますと幸いです。
今回は「見える化」をテーマにしています。最初に見える化を定義しておきます。
・仕事に関してすべての情報が、全員自由に閲覧、確認できる
・バックヤードの廊下の壁など、全員が普段何度も行き来する場所に情報を掲示する
そして、上記に加え、重要なポイントとなる「全員の人事考課やオペレーション資格要件の習得、実施状況が見えるようにしておく」が入ります。これを推進し始めると、最初は「さらす」という印象を持たれるかもしれません。半ばできていないから恥ずかしいなど、弱みを見せることと同じ意味合いにとられる可能性があります。スタッフのそうした感情を和らげ、推進していくために大切なことをお伝えします。
もしも、トップや管理者側の立場として、組織の立て直しをしようと思われているならば「恥をさらす」、つまり「部下へ謝罪をする」ことから始めるべきです。なぜなら、立て直そうとするような状況にしたのは、トップの責任でしかないからです。
反省すべき点は、他にもあります。周りの人からメッセージやSOS信号が出ていたはずなのです。例えば、優秀な人材が突然退職していったなど、人材の流出があげられます。
また、見える化には、もう1つの側面があります。それは、常に改善の余地をさらし、未完成であることにやりがいを感じて、改善をし続けるというトップからのメッセージであるということです。
これで準備完了です。それでは本題に入っていきましょう。全員の人事考課やオペレーション資格要件の習得、実施状況の「見える化」を実現するための具体策を列記します。
(1)一人前の定義決め
まずは「何をもって一人前なのか」を具体的に決めていきます。今までは、管理者の感覚で人材を評価していた組織であれば、最初の壁に直面することでしょう。「人材は生もの」「システマティックではダメ」というような声が出て、組織内に北風が吹くかもしれません。ここでくじけないでください。
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●文/植竹剛(うえたけ つよし)
1971年生。株式会社チームのちから代表取締役。大学卒業後、株式会社ロッテリア入社。店長経験を経て、チェーンストア化を目指す企業にヘッドハンティングされて転職。その後、数社で店舗運営に関するさまざまなノウハウを学び、2012年、組織における人の問題の解決支援を行う株式会社チームのちからを設立。これまで直接関わったアルバイト採用はのべ2万人、店長経験は11店舗に及ぶ。著書に『「できる店長」と「ダメ店長」の習慣』(明日香出版社)、『落ちこぼれスタッフから最強のチームを作る極意 店長養成道場』(日経BP社)がある。
オフィシャルブログ: http://team-chikara.com/blog/
店長養成道場: http://tenchoyouseidojo.com/
バイトテロ対策: http://www.baitoterro.com/
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