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読みやすい文章を作るための12のコツを紹介。書類作成のヒント。
(安田 正/株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ 代表取締役)
〜例文〜
改善前
●当社では、個人情報保護のため名前は伏せている。
●福岡、大阪、名古屋に、出張で回ってくる。
●私はそれでいいと思っていた。しかし彼はもう一度、作り直してくれた。
改善後!
●当社では個人情報保護のため、名前は伏せている。
●福岡、大阪、名古屋に出張で回ってくる。
●私はそれでいいと思っていた。しかし、彼はもう一度作り直してくれた。
ここが問題
読点「、」の打ち方が間違っているので読みにくくなっています。
正しく「、」読点を打って解決
正しく読点「、」を打つために以下の5つのルールを覚えましょう。
●ルール1/主語の後に打つ
例:K社は、今期社員増の予定です。私は、母に感謝した。
●ルール2/文と文を分けるところに打つ
例:私は部長に昨日の商談の内容を伝え、佐藤さんは今月の売上見込みを報告した。
●ルール3/並列関係にある語句の後に打つ(ただし、最後の語句の後はなし)
例:その商品は北京、上海、香港で販売されている。
●ルール4/修飾語がどこにかかるか、分かるところに打つ
例:1万円の時計のベルトを選んだ。→1万円の時計の、ベルトを選んだ。(「1万円の時計」が「ベルト」を修飾。/1万円の、時計のベルトを選んだ。(「1万円の」が「ベルト」を修飾。
●ルール5/接続詞の後に打つ
例:私はダイエットをして3カ月で10kg減量した。しかし、あっという間にリバウンドだ。
今まで感覚的に判断して打っていた読点を、これら5つのルールに従って打ってみましょう。読みやすくなるのに加えて、どこに打つか迷うこともなくなりスピーディーな文書作成ができます。
安田 正●1953年生まれ。1990年に企業向け研修会社 、株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ設立。早稲田大学理工学術院非常勤講師。著書に「ロジカル・ライティング」(日本実業出版社)など多数。
http://www.pan-nations.co.jp/index.html
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