「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!

「経営者やパート従業員の意識」等について、さまざまなデータを作成。労働市場の現状が分かります。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

アイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

アイデムオリジナル調査

職場の上司は、相談しやすいか?

パートタイマー白書や学生を対象にした就職活動に関する意識調査など、当研究所が独自で行っている調査から見えてくることを考察します。

< 1 2 >

 2016年、米グーグル社は自社で取り組んできた労働改革プロジェクトの結果を公表しました。その中で、成功するチームにとって最も大切な要件として上げられた「心理的安全性」という言葉が、注目を集めています。グーグルはプロジェクトの結果として「心理的安全性が担保されているチームほど、高い生産性を発揮する」と結論付けました。

 

 

 

チームに信頼関係はあるか?

 

 心理的安全性とは、心理学用語です。チームの一人一人が「自分の考えや感情を気兼ねなく表明できたり、本来の自分を安心してさらけ出せる」と感じられる場の状態や雰囲気を指します。

 

 チームに「心理的安全性が担保されているかどうか」は、チーム内で信頼関係が醸成されているかどうか、にかかっていると言えます。その参考として、弊社が昨年発表した平成29年パートタイマー白書で実施したアンケート調査の結果を見ていきたいと思います。調査対象は直属の上司が正社員、かつ同僚の人数が2人以上の職場で、現在パート・アルバイトとして就業している18〜59歳までの男女です(有効回答数1,648人)。

 

 

 

相談しやすい相手

 

 パート・アルバイトに、現在の勤務先で上司や同僚に、「仕事上の相談をしやすい雰囲気があるか」を聞きました(図1)。上司への相談については、「相談しやすい(+どちらかと言えば相談しやすい)」(以下同)と回答したパート・アルバイトは65.3%でした。また、同僚への相談については、「相談しやすい」と回答したパート・アルバイトは78.1%となり、上司よりも同僚の方が相談しやすいという結果でした。

 

 種別でみても、上司よりも同僚が相談しやすいという結果になっています。上司に「相談しやすい」と回答した割合は、学生(71.0%)、主婦(66.3%)、一般(58.8%)の順でした。一方、同僚に「相談しやすい」との回答は、主婦(81.1%)、学生(76.7%)、一般(69.3%)の順になっています。

 

 

■図1:仕事上の相談

 

 

※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)が必要です

 

 


 

 

 

●文/三宅航太
アイデム人と仕事研究所 研究員。大学卒業後、出版社の営業・編集、編集プロダクション勤務を経て、2004年に株式会社アイデム入社。同社がWEBで発信するビジネスやマネジメントなどに役立つ情報記事の編集業務に従事する。人事労務関連ニュースなどの記事作成や数多くの企業ならびに働く人を取材。

< 1 2 >

この記事のキーワード

クリックすることで関連する記事・データを一覧で表示することができます。

一覧ページへ戻る

2ページ目以降をご覧になるには、会員ログインが必要です。
会員登録(無料)がお済みでない方はこちら

会員登録(無料)はこちら

その他のコラム記事を見る

人気記事ランキング

ココロの座標/河田俊男

[第97回「仕事が遅い理由」]
人の心が引き起こすさまざまなトラブルを取り上げ、その背景や解決方法、予防策などを探ります。

事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子

[第1回「セクハラを受けていると相談されたら」]
働き方や価値観が多様化する中、マネジメントは個別対応が求められています。さまざまな事例から、マネジャーに求められる対応を解説します。

人材育成のツボ

[組織の生産性向上へのカギ、「EQ」について考える]
アイデムの人材育成・研修部門の担当者が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。
注目のコンテンツ

人と仕事研究所Facebook