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マナバンク〜学びのヒント〜

会社の状況によって、リーダーシップを使い分ける

ビジネスパーソンが抱えるさまざまな課題について、解決やキャリアアップにつながるヒントを学びます。(2019年10月17日)

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 輝かしい実績を上げたアスリートの陰には、彼らをサポートしてきた指導者やコーチの存在があります。
 全英オープンで日本人として42年ぶりにメジャー優勝し、一躍脚光を浴びた女子ゴルフの渋野日向子選手。2017年からサポートしてきた青木翔コーチは、歴史的快挙を支えた陰の立役者です。渋野選手は、青木コーチが契約するゴルフ用具メーカーのモニター選手でした。その縁から渋野選手が最初のプロテストで落ちたとき、メーカーに指導を頼まれたそうです。

 

 平昌オリンピックで悲願の金メダルに輝いた女子チームパシュートの躍進は、オランダから招いたヨハン・デビットコーチの存在を抜きに語ることはできません。厳しい食事制限や科学的データを根拠にした練習方法など、妥協を許さない姿勢は、低迷が続いていた日本スケート界に大きな刺激を与えました。

 

 

 

 

 ほかにも、競泳の北島康介選手や寺川綾選手を指導した平井伯昌コーチ、五輪で選手やチームに数々のメダルをもたしたシンクロの井村雅代監督など、トップアスリートを支えた指導者は枚挙に暇がありません。
 指導のスタイルは人それぞれです。選手の自主性を尊重するやり方もあれば、パシュートのデビットコーチや独自のスパルタ指導で知られる井村監督のように、厳しい練習を求めるものもあります。

 

 選手の力を引き出すのがコーチの役割であるように、ビジネスでは、職場のスタッフの力を引き出すのは管理・監督者の役割です。スポーツ界にさまざまな個性を持った指導者がいるように、管理・監督者のリーダーシップの取り方もさまざまです。
 リーダーシップは20世紀初頭、アメリカを中心に研究が進められてきました。当初は「生まれ持った性質である」という考え方が前提でしたが、時代の経過とともに、リーダーの行動や環境が注目されるようになりました。

 

 現在、適切なリーダーシップは「組織を取り巻く環境や状況によって変化する」という考え方が前提となっています。そのため、研究の主流は具体的なパターンに落とし込んでいくのものとなっており、この考え方をコンセプト理論と言います。組織の状況やビジネス環境、メンバー構成などに応じ、さまざまな状況に適したリーダーシップの取り方が研究されています。

 コンセプト理論の1つに、「EQリーダーシップ」があります。EQ(Emotional Quotient)とは心の知能のことで、知能指数を表すIQ に対して名付けられた概念です。

 

>>>次ページにつづく

 

 


 

 

●文/三宅航太
2004年、株式会社アイデム入社。Webメディア管理グループ所属。同社がWebサイトで発信する「人の戦力化」に関するコンテンツの企画・編集業務に従事する。さまざまな記事の作成や数多くの企業を取材。

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