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これからの人材活用

株式会社吉寿屋/報奨に金の延べ棒を贈呈 社員の力を最大限にする取り組み

菓子卸と直営店経営を行う株式会社吉寿屋は、昭和39年の創業から半世紀近く一度も赤字を出したことがない安定成長企業。「社員を幸福にする力」「早起き力」などの著作をお持ちの代表取締役会長を務める神吉武司さんに、社員の力を最大限に生かす考え方と取り組みについてお聞きしました。(取材・文/水崎真智子)

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――どんな従業員構成ですか。

 全従業員は330人で、そのうち正社員が60人、準社員が270人です。準社員は、勤務時間や休みなどが正社員より緩やかで、昇進がありません。お子さんの学費など家計の助けにしたいご家庭の主婦が中心です。他に学生アルバイトも採用しています。



――社員にあみだくじで、金の延べ棒をプレゼントするということを聞きました。


 今年で6回目となります。すでに5人の従業員が受け取っています。平成20年の夏、北京オリンピックで活躍する選手を見ながら、当社の50周年事業で社員に金メダルをプレゼントしようと思い立ちました。メダルに加工するのに結構な費用がかかることが分かり、延べ棒のまま贈ることにしました。平成21年6月決算から10年間、毎年1人ずつ合計10人に支給する記念事業です。


 あみだくじにしたのは、公平性を考えてのことです。勤続5年以上の社員と準社員全員に集まってもらって「大あみだくじ大会」を開き、毎年選んでいます。一度当たると参加できないので、他の人が当たるチャンスはますます高まります。



代表取締役会長 神吉武司さん



――営業成績は関係ないのですか。


 利益の還元なので、成績は関係ありません。勤続年数5年以上であれば、営業成績、年齢、性別関係なく、運が良ければ当たります。営業社員の優秀成績者には、別の制度を用意しています。毎年売上1番と前年対比伸び率1番の営業社員には、営業車として1200万円クラスのベンツとレクサスを営業車として使ってもらっています。




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●株式会社吉寿屋

所在地/大阪府摂津市鳥飼中3-3-36
創立/昭和39年6月1日
資本金/7,500万円
従業員数/330人
事業内容/菓子卸販売、菓子店「お菓子のデパートよしや」の経営・FC運営
ホームページ/ http://www.okashi.jp
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