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読みやすい文章を作るための12のコツを紹介。書類作成のヒント。
(安田 正/株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ 代表取締役)
〜例文〜
改善前
●御社の事務所に弊社の井上がご注文いただいたコピー機を一昨日納品しました。
●中国語を中国にいたときには私はあいにく学ぶ機会がなかった。
改善後!
●一昨日御社の事務所に弊社の井上が注文いただいたコピー機を納品しました。
●中国にいたときには私は中国語を学ぶ機会があいにくなかった。
ここが問題
どの言葉をどこに持ってくるのか語順を考えずに書いているため、読みにくく分かりにくい文章になってしまっています。
語順を変えて解決
分かりやすい語順は原則「いつ」→「どこで」→「誰が」→「誰に」→「何を」→「した」です。1つのひな型としてこの語順を使うのは有効です。特にいろいろな情報が入っていて複雑な文章のときにはぜひ、思い出してみてください。
ただし、この語順よりも下記の2つのケースは優先されるルールがあります。
[ケース1] 主語と述語以外の情報が長い場合→「誰が」「した」を近づける
彼は今期大改訂され、ボリュームが3倍になったシステムプログラムを実施した。
→今期大改訂され、ボリュームが3倍になったシステムプログラムを彼は実施した。
[ケース2] 「それ」「これ」「あれ」などの指示代名詞が指し示す言葉と離れてしまう場合→指し示す言葉の近くに指示代名詞を置く
佐藤さんが会議でプレゼンをしたプロジェクト内容を、協議の結果、変更することとなった。吉田さんは会議に欠席していたため、それを知らなかった。
→佐藤さんが会議でプレゼンをしたプロジェクト内容を、協議の結果、変更することとなった。それを吉田さんは会議に欠席していたため知らなかった。
意味を分かりやすくすることはひな型の語順よりも優先されるため、例外があるのです。
安田 正●1953年生まれ。1990年に企業向け研修会社 、株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ設立。早稲田大学理工学術院非常勤講師。著書に「ロジカル・ライティング」(日本実業出版社)など多数。
http://www.pan-nations.co.jp/index.html
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