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人事労務関連ワード辞典

Z世代

労働関連のトレンド用語を解説します。(2020年11月19日)

概ね1996年以降生まれ。2020年現在〜24歳。
ミレニアル世代よりもさらに周囲のIT環境が進んでおり、幼少期からインターネットやデジタルデバイスがある前提の生活に触れているため、生粋のデジタルネイティブです。「バブル世代」や「就職氷河期世代」などとは異なり、日本だけでなく世界的な世代分類です。日本に限って言えば、「脱ゆとり世代」(1996年4月2日生まれ以降)と重なる世代でもあります。

 

ミレニアル世代よりもソーシャルメディアが生活に浸透しており、様々なソーシャルメディアを使いこなしているため、ソーシャルネイティブとも呼ばれます。一方で、ネットリテラシーが高く、インターネットの危険性を理解しているため、プライバシー意識も強いです。大量にあるコンテンツの中から、自分の価値観や嗜好に合うものを細分化して選択することができるので、「自分らしさ」「人との違い」を追求する姿勢が他の世代より強いとされています。それゆえ、ダイバーシティへの理解も深く、さらに、日頃から世界中の多種多様な情報にアクセスしているため、国際的な社会問題への意識も高いのが特徴です。

 

過去の世代と価値観や消費行動も異なります。ミレニアル世代では、「モノ消費」よりも「コト消費」が重視されていましたが、Z世代ではさらにその傾向が強くなっています。例えばショッピングでは、Z世代は、情報のインプットやリサーチはオンラインで行い、実際の購入は実店舗に足を運ぶなどオフラインで行う傾向があります。買い物をオンラインで完結させるのではなく、実物を見て触り、リアルのお店の雰囲気を感じるなど買い物体験まで含めて価値を感じているようです。

 

また、Z世代は生まれたころから不安定な社会を見てきたので、変化が激しく不安定な社会の中でどう生きていくかを現実的に考える傾向があります。堅実で節約や貯金、コストパフォーマンスの高さに関心が高く、ミニマリストが多いとされています。

 

 

<学校卒業後の進路>
大学進学率は、2014年が51.5%、2016年が52.0%、2019年が53.7%と、50%を超える状況が続いています。幼い頃から動画に慣れ親しんでいる世代なので、就職活動の情報収集でYou Tubeを活用したり、就職活動で自己PR動画を作成するなどの経験もあります。

 

 

<働き方>
また、ミレニアム世代と同様に、社会問題への意識や貢献意識が強いので、自分が働く会社の理念やミッションに共感できるかどうかが、企業選びの1つの軸となっています。また、フリーランスや副業、起業への興味も強く、会社に頼らずキャリアを積んでいくことに積極的です。


※参考

団塊世代(1947年〜1949年生。現在70〜73歳)

・バブル世代(1960年代後半生。現在50〜55歳)

就職氷河期世代(概ね1970年〜1980年生。現在40歳〜50歳)

Z世代(概ね1996年以降生。現在〜24歳)

・ミレニアル世代(概ね1981年〜1995年生。現在25歳〜39歳。

 

・ロックダウン世代

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